SEO対策とは
そもそも、SEO対策とは検索順位の上位にひょうじされやすくするための施策のことを言います。
Googleの検索結果は、公式にその項目が公開されているわけではありませんが、200以上のシグナル(指標)を考慮したアルゴリズムから決められていると言われています。
それらすべてのアルゴリズムを意識してページを作成する必要はありませんが、そのアルゴリズムに適した形でコンテンツを作っていくことにより、検索上位を狙えるということになります。
現在は、Google検索を利用する人がほとんどなので、Googleのガイドラインや公式コメントなどを参考にすることにより、SEO最適化されたサイトを作ることができます。
SEO対策で高い効果を上げる方法
SEO対策で高い効果を上げる方法を紹介します。
良質なコンテンツを作る
SEO関係者が皆口を揃えて言っていることですが、2019年現在、最も効果のあるSEO対策の方法が、「良質なコンテンツを提供すること」です。
良質なコンテンツと言われるとざっくりしすぎていてイメージしづらいかもしれませんが、要は「ユーザーにとって有益なコンテンツ」が提供されているページを作ることです。
アフィリエイトがたくさん貼られており、どこかからコピペしてきたような文章が書かれているページは誰が見ても良質なコンテンツとは言えませんよね。
根本的な話かもしれませんが、小手先のSEO対策だけでは検索上位に表示することはできません。そのページを開いたユーザーにとって利益となるようなコンテンツを増やすことがSEOに強いサイトを作る一番の近道です。
また、良質なコンテンツを作るためにはWebでの文章術もしっかりと身につけておく必要があります。
タイトルの付け方を工夫する
検索エンジンで検索したユーザーが検索結果を表示して、まず初めに目にするのはそのページのタイトルです。
タイトルを工夫して付けることは、SEO対策の基本中の基本です。
検索結果に表示されているページの中から、実際にユーザーに表示してもらえるページはタイトルで決まります。
せっかく内容が充実した記事を頑張って書いて検索上位に表示されても、タイトルがピンとこないページはアクセスしてもらえないということになってしまいます。
テーマを絞る
Webサイトのテーマを絞ることで、サイトの専門性が高まり、特定のキーワードに対してのサイトの評価が高まります。例えば、本サイトはWebデザインを中心に、Webに関する情報を配信しているサイトです。
そのためWebに関するキーワードの評価が他のキーワードと比べると高くなり、関連する内容の記事を公開した時に上位に表示されやすくなります。
あまりにビッグワードを狙いすぎると、ライバルが無数に存在するため、なかなか検索上位に表示させることができません。
Webサイトのテーマをしっかりと絞り込んで、そのテーマに関する良質なページを多く公開していると、そのテーマでの検索順位が上がってきます。
もちろん、テーマを絞りすぎると書ける内容の範囲が狭くなりすぎるため、適度な絞り込みというのが重要です。
ビッグワードを検索した時にサジェストされる検索ワードを調べてみるなど、自分が自信を持てる領域を見つけて、そこで勝負していくとライバルよりも高い評価を得られ、SEOにも効果を発揮することができます。
表示スピードを早くする
表示スピードとは、ページの読み込みが完了するまでのスピードのことです。表示スピードを早くすることで、SEO対策に効果があります。
その理由は2つあります。1つめはページの読み込みが遅いと検索ページに戻ってしまうユーザーが増えてしまうという点です。
2つめはGoogleの評価指標に、ページの読み込みが完了するまでの速度が入っているため、表示スピードが早いと高い評価が得られるということです。
ページにJavascriptのアニメーションをたくさん入れたり、動画をたくさん挿入するとページの見た目が華やかになりますが、その分ページの読み込みに時間がかかってしまいます。
アニメーションやプラグインを追加する時には、それが本当に必要なものなのかを考えて、不必要なプラグインやアニメーションは極力入れないようにしたほうが、SEO対策には効果があります。
ドメインパワーを強くする
ドメインパワーとは、その名の通りそのドメインの強さのことを指します。
取得してから間もないドメインは、ドメインパワーが弱いのに対して、長い間たくさんアクセスされているページはドメインパワーが強いと言えます。
ある団体が公式に公開しているページのドメインなどはドメインパワーが高く算出される傾向があります。その他にも、アクセス数が増加や、質の良いコンテンツの増加が大きく影響します。
つまり、Webサイトの質を高めることで自然とドメインパワーは高くなってきます。
サイトを作成して間もないころはアクセスが乏しいため投げ出したくなってしまうかもしれませんが、継続して更新し続けることで徐々にドメインパワーが高まり、検索上位に表示されやすくなります。
Webサイトを作成してすぐにはアクセス数を集めづらく一番辛い時期ではありますが、継続して更新し続けるように心がけましょう。
自然な被リンクを増やす
被リンクの数がSEO対策には有効と言われており、他のサイトで取り上げられたり、リンクが貼られている数が多いとGoogleからの評価アップに繋がります。
「自然な」という所がポイントで、関係ないジャンルのサイトから無数にリンクが貼られているようなページは明らかに不自然なため、むしろペナルティを受ける可能性もあります。
そのページと同じジャンルのページからの被リンクだったり、人気のあるページからの被リンクは、「自然な」被リンクであるためSEO的に有効です。
そのため、ページを作るときにはシェアのされやすさや、他のページに取り上げてもらえるような内容にすることが大事だと言えます。
※自分でサテライトサイトを作り、そこからのリンクを集めるという方法もありますが、そのサテライトサイトを作るのも結構な労力が必要であり、そちらのアクセス数も増やす必要があるため、本業でWebサイトを運営しているような人でなければ、メインのサイトのコンテンツを増やしていった方がいいでしょう。
エラーを無くす
HTMLやJavascriptにエラーがあると、クローラーがページを上手く認識してくれない可能性があります。
念のためウェブ上にエラーを検出するツールがあるので、それらを利用して自分のサイトにエラーが出ていないことを確認しておいた方がいいでしょう。
ページ上にエラーが出ていないか常にチェックして、エラーがない状態をキープしてください。
サイトマップを用意する
サイトマップは、Googleのクローラーにページの構成を教えてあげるためのものです。
サイトマップが無くてもクローラーはページを巡回してくれますが、サイトマップを用意したほうがSEOには効果的と考えられています。
WordPressを使ってサイトを構築している場合は、「Google XML Sitemaps」というプラグインを導入することで簡単にサイトマップを生成することができるので、プラグインをインストールしてサイトマップを作成しておきましょう。
自サイトへのアクセスを分析する
ある程度のアクセス数がすでに集まっているならば、自身のサイトへの流入ワードやユーザー属性を分析してみてください。
使用するツールは、Google Search Console、Google Analyticsや、WordPressを利用しているならばJetPackがおすすめです。