スピード感と拡散力が現代の消費者モデルに相応しいSNS広告において、具体的にはどんな種類のものがあるのかを、それぞれの特性にも触れながら下記で徹底比較し、解説していきます。
Facebook広告
Facebookは数あるSNSの中でも実名登録制のシステムを取っており、よりリアルな属性や趣味・趣向などに基づいたターゲティングが可能な点が特徴です。ユーザー層は20代後半から50代後半が多く、ビジネス利用に特化したプラットフォームとしても有名です。データの収集や分析方法などもわかりやすく、マーケターであればSNS広告として一度は使っておくべきツールでもあります。
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Instagram広告
画像投稿を中心としたSNSで、トレンド性の強いものやファッション、食品などコンテンツとして見栄えのいいものが積極的に発信されるプラットフォームです。アクティブユーザー数は月間で3,300万アカウントと非常に多く、利用者数は男性に比べ女性の比率がやや高い傾向にあります。配信面は「ストーリーズ」「フィード」「発見タブ」と3つあり、ターゲティングに関しても発信内容に応じて柔軟にセグメントすることが可能です。
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Twitter広告
Twitterは、リアルタイムな情報にリアルタイム性があることや拡散性が高いことが特徴としてあります。
Twitterの利用ユーザー層は若年層が多いイメージがありますが、平均年齢は35歳で幅広い年齢層に利用されています。
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LINE広告
LINEは、年齢・性別を問わず幅広いユーザーに利用されています。
また、月間のアクティブユーザー数は日本の人口の86%以上をカバーしています。
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TikTok広告
TikTokは、10代を中心とした若年層に支持されています。
短い動画コンテンツを楽しむことができるSNSで、アプリ自体で動画編集ができる機能があることが特徴です。
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YouTube広告
YouTubeでは近年利用率が上がり、特に10代から20代だけの利用率は95%を誇ります。また20代から50代にかけての利用率も70%以上となっており、幅広い層のユーザーを抱えるSNSです。動画というリッチなコンテンツが発信できることにより、商品のプロモーションや会社紹介など、ファンを獲得するための内容の濃い広告施策ができる点にメリットがあります。適切なターゲティングを行うことにより、高い認知効果が期待できます。
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SNS広告の出し方
SNS広告を出稿するためにはいくつかの手順があり、各SNSでも違います。
ここではFacebookを例に出稿時の流れを解説してまいります。
Facebookページを解説したうえで、Facebookビジネスマネージャーというツールを使い、どんな目的で広告を出稿するのかを設定します。
認知度をUPさせたいのか、エンゲージメントを獲得したいのかなど11の目的から選びます。
そのうえでターゲッティング設定を行いますが、顧客データをインポートしたターゲッティング設定をしたりすることも可能です。
次に行うのは配信先の設定ですが、FacebookのタイムラインだけでなくInstagramに配信するなどの設定も可能で、最適な配信先に出稿してくれる自動配置を使うと、複数の広告も簡単に出稿できます。
そして予算を設定し、広告フォーマット(画像・動画・ストーリーズ・カルーセル・スライドショー)を選択し終了です。
特にポイントとなるのは、アピールしたい商材にニーズがあるであろう潜在層もつかむためのターゲッティングで、この設定にあった配信先を選び、配信した広告が思うような効果を発揮できているかデータを分析し、適宜最適な形に改定しながら運用していくことも重要です。
これら一連の流れには相応のノウハウも求められるため、SNS広告に長けた業者に委託して運用している企業も少なくありません。